図1　�噞�\術総合研�|所ゼロエミッション国際共同研�|センター長　吉野彰�F士

吉野彰�F士（図1）は、リチウムイオン電池の開発で�~�@な科学�vで、ノーベル化学賞の�p賞理�y(t┓ng)は実は二つあるという。�kつはリチウムイオン電池が現在のモバイルIT社会の実現に貢献したことであり、もう�kつはこれからのサステナブル社会の実現に貢献することを期待するということである。リチウムイオン電池が電気�O動�Zのバッテリに使われ始め、カーボンニュートラルを実現する�\術の�kつになった。電気�O動�Zは走行中にCO2を出さない輸送�}段である。リチウムイオン電池はさらに進んで、家庭やビルの蓄電池として、電��の負荷平��化にも貢献するようになった。これは再�擴��Ε┘優襯�ー電��の導入�мqになる。

図2　吉野センター長とGZRのスタッフ

GZRのセンター長に��任後、ほぼ1�Q後の2021�Q4月に研�|施設が新しくなり、共同研�|センターとしての���U(ku┛)が�Dった（図2）、と吉野�F士は語る。ゼロエミッションやカーボンニュートラルの研�|は、工業�\術院の時代から�旟研の中でいろいろな研�|が行われてきたが、GZRではそれらを集約し、新しいテーマも含めて10の研�|チームが出来�屬�っている。2022�Q9月時点で313�@のスタッフがここで働く（図3）。

図3　吉野センター長と、つくば�ｵ�業所のGZRメンバーの研�|�vたち

主な研�|テーマは��つ

カーボンニュートラルに向けた研�|をまとめると、�j(lu┛)きく3つに集約できる。�kつは、再�擴��Ε┘優襯�ーから電気を�擇濬个垢燭瓩龍\術開発である。GZRで�Dり組むペロブスカイト�陵枦澱咾里茲Δ平祁��陵枦澱咾呂修梁緝重�な研�|��例だ。

二つ�`は、再�擴��Ε┘優襯�ー�\術で�擇濬个靴親鷦．┘優襯�ーを輸送可�Δ雰舛吠儡垢垢覿\術である。最適地で�擇濬个靴織┘優襯�ーを消�J地まで輸送するための�\術といえる。その�t��として挙げられているのが、水素、アンモニアや合成�\料だ。GZRでもこの��つを検討している。輸送に際しては、水素の�]化�\術がまずある。また、アンモニア（NH3）の形にする�\術もあるが、ここでは水素と窒素を反応させる際の触��が�_要になる。水素とCO2からアルコールを作る場合には触��がカギを�曚襪海箸砲覆襦８鼎ざ\術だが、�Wく作るための触��の開発が�_要だ。触��研�|はここ数�蚊Q間、あまり�}�Xけられていなかったという。しかし今ではマテリアルインフォマティックスを使って、触��材料の�t��を絞り込むことができるようになっている。

そして��番�`の研�|テーマは、ネガティブエミッション�\術である。これは、�j(lu┛)気中のCO2を捕まえよう、という�\術で、この2~3�Qの間に�R�`が高まっている�\術だという。����的には�kつは光合成で、植�颪禄j(lu┛)気中のCO2を捉えるという働きをしているが、この効率は低いので、もっと効率を�屬欧茲Δ箸いΩ��|になる。例えば植�颪�CO2を吸収している�lだが、ゲノム��集によってもっと吸収効率を�屬欧襪海箸�期待されている。�陵枦澱咾慮�率は20%��度のモノもあるが、植�颪世箸泙�1%未満だろうという。

��(j┤ng)来的にはカーボンプライシングという、CO2を出すとコストを払わなければならないような仕組みが導入されることになる。植�颪�CO2を吸収して��素を出す�lだから、その機�Δ鮃發瓩譴仄�入が�\えビジネスになりうると見る。

植�颪閥Δ砲發��kつの�t��は�W���^�顱�CO2を吸収する����岩は地中にまだ�j(lu┛)量に残っている。����岩に含まれるCa（カルシウム）やMg（マグネシウム）などとCO2が反応してCO2を�w定化することができる。

キーワードは国際と共同

GZRセンターのもう�kつの役割は、�@称にある「ゼロエミッション国際共同研�|センター」の「国際」と「共同」がキーワードになっていること。国際ではRD20業��がこれに当たる。カーボンニュートラルは日本だけの問��ではなく、グローバルな��動であるゆえにRD20は、国際的な情報交換の場となっている。すでに�Hくの国際共同研�|に発�tしてきており、発�B以来、RD20参加機関とは12のテーマで共同研�|を行ってきたという。高効率�陵枦澱咾粒�発と�h価�\術などがその�k例である。

共同に関しては、研�|+開発+社会実�◆△鮨覆瓩討い�こと。社会実�△砲睥�を入れるため、東�B湾岸ゼロエミッション協議会（図4）を組�E化し、�j(lu┛)学、研�|機関、企業に、カーボンニュートラルを�k緒に進めていこうと�}び�Xけた。現在�噞�cを中心に130団��以�屬�集まる組�Eになっているという。基本的な業��は、広報と情報共�~、会�^同士の�T見交換であり、そのための研�|会などを開��している。会�^同士の中で新しいプロジェクトの発�Bや、そこからの新しい�\術開発につながることを吉野�F士は期待している。

図4　東�B湾岸ゼロエミッション協議会のメンバーを模式的に表現した

2022�QのRD20は、主に��つのセッションがある。�kつはリーダーズセッションで�Q国の研�|機関のトップが集まる。もう�kつは、昨�Qのリーダーズステートメントを�pけて、参加機関の間の����的な国際連携を推進するために、今�Q企画された国際連携ワークショップである。��つ�`はテクニカルセッションで、ここでは�\術を議�bする。今��まっているテーマは、水素のLCA（ライフサイクル�h価）や経済性の議�b、再�擴��Ε┘優襯�ー発電の電��とキャリアのインテグレーション、そしてカーボンマネージメントで、CO2を�w定したりリサイクルを進めたりするなどの�\術である。

RD20の��動を通して、地球��模で協��して進めていくカーボンニュートラルへの�Oは、��実に開けていくに違いない。

参考�@料
1. 「今�QのRD20、『国際連携の����的テーマを��めたい』」、セミコンポータル (2022/06/24)
2. 「RD20：会議から�k歩進んでイニシアティブへ〜経済�噞省」、セミコンポータル (2022/08/24)
3. 「RD20：水素の影�xを共通�h価、国際協��へのカギとなる〜仏CEA-Liten」、セミコンポータル (2022/08/30)
4. 「RD20：バイオ�\料、バイオ水素で環境�官�していくインド〜TERI」、セミコンポータル (2022/09/09)
5. 「RD20：水素推進のための���U(ku┛)作りとLCA分析が�_要〜Fraunhofer ISE」、セミコンポータル (2022/9/15)